不動産担保ローンの返済期間について

不動産担保ローンは返済期間を長くできるという特徴を持っています。

ですが返済期限中はいつでもその不動産の権利を失う恐れがあるということを忘れてはいけません。

■長期返済期限■

長期といっても、その期間は金融機関によって異なります。

最長10年のところもあれば、30年を超えるところもあります。

長期返済期限の平均をだすことはできませんが、それでも10年は長期の中でも短い方といえるでしょう。

逆に30年を超えるものはゆっくりと、人生の4分の1 くらいの時間をかけて返済していくことになります。

■10年と30年ならどちらがいいのか■

どちらが良いかは一概には言えませんが、それでも余程でない限り30年を超える長期返済はおすすめできません。

絶対に完済ができる、というのであればそれでも問題はないかもしれません。

ですが返済期間中は不動産を手放す可能性があるわけですから、万が一のことを考えてもおすすめはできませんね。

それが、例えば失っても然程問題のない不動産であれば良いですが、自宅であった場合は取り返しがつきません。

それに30年という長い時間を返済にあてるよりは、10年で返し切ってしまうの方が精神的にも楽ではないでしょうか。

勿論30年を超えるローンを組んでも問題はありません。

ですが最後の最後で支払いができなくなってしまう恐れがないとはいえません。

返済を怠ればこれまでの人生で得た折角の資産を失ってしまうということは忘れないでおきましょう。

不動産担保ローンにかかる時間と手数料

不動産担保ローンの場合、すぐに貸し付けてくれるわけではありません。

また、金額は不動産によりますが、融資を受ける際に事務手数料などの費用負担が発生してしまうのが特徴でもあります。

■なぜ時間がかかるのか?■

担保とされた不動産の価値を調べた上で、借入可能限度額が決められます。

不動産価値以上を融資していては万が一の時に資金回収ができませんからね。

担保となる不動産の価値を、事前に調査・鑑定して算出します。

まずこれに最低でも3日程はかかってしまいます。

そして不動産の場合、調査・鑑定を終えてすぐに融資実行ができるわけではありません。

そこからさらに不動産登記簿謄本に登記登録が必要になってしまいます。

■なぜ手数料がかかるのか?■

不動産価値によりますが、それなりの手数料が発生してしまいます。

お金を借りているのに、何故手数料がかかるのかと思う方もいるでしょう。

不動産担保ローンでは融資実行をする際に、不動産登記簿謄本に登記する必要がでてくるからです。

登記登録には登記費用と印紙代が発生します。

それに加えて、登録手続きなどの事務費用が発生してしまうので、借主は費用としてこれらを支払わねばなりません。

調査・鑑定に要する時間も、事務手数料なども全て不動産次第になってしまいますので、具体的にどの位かを明言することはできません。

ですが、不動産によっては数十万円の手数料がかかってしまう場合がありますので注意してください。

不動産担保ローンで融資を受ける際は、時間的な余裕と費用が発生することを頭に入れておいた方がいいでしょう。

不動産担保ローンと無担保ローンの違い

不動産担保ローンの特徴として大口の融資を受けやすいなどがありますが、それ以外にも他のローンとは異なる点があります。

■担保の不動産■

不動産担保ローンでは当然不動産を担保とするわけですが、この時担保とする不動産の名義は自分のものでなくても構いません。

両親や配偶者などの他人名義であっても、担保提供があれば利用することができます。

他人名義の不動産を担保とする場合は、担保提供をしてくれた人に連帯保証人になってもらうことがあります。

■不動産担保ローンは保証人不要?■

基本的に融資を受ける場合、保証人というものが必要になります。

これは万が一、借主が返済できなくなったとき、保証人に支払い義務者として貸し倒れを防ぐためです。

ですが、不動産担保ローンの場合は不動産を担保としています。

万が一、借主が返済できなくなったとしても担保の不動産を売却することで資金回収が可能になります。

そのため基本保証人が不要となっていることが多いのです。

他人に保証人を頼むのは難しいですが、自分所有の不動産であれば他人に迷惑をかける心配がないので堂々と融資を受けられますね。

ただし、もし返済ができなければ不動産を失うことになります。

参照▼http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13157600363

それが現在居住している不動産である場合は住居を失いますし、不動産価値が低ければ差額分の支払い義務が生じてしまいます。

保証人が不要であっても、他のローンと同じようによく考えて、無理のない計画的な借り入れを行いましょう。