数珠が切れそうになったら、代用品を貸してもらうか、持ち方でごまかすか、あるいはポケットに仕舞って素手で焼香するかの三択です。
葬儀参列の準備はお早めに~。
■代用品を貸してもらう、数珠の持ち方でカバーする。
葬儀会館のホール担当者などに声をかけて事情を話せば、ほとんどの場合、代用の数珠を貸してくれます。
そのタイミングも逸してしまったときは、数珠をポケットに仕舞って、数珠なしで焼香するしかありません。
数珠が切れて床に散乱してしまうと厄介です。
ごまかせる状態なら数珠の持ち方を変え、軽く指のあいだに掛け、力を入れずに焼香台に向かいましょう。
数珠の持ち方にはいろいろありますから、少々かばうような持ち方になっても気づく人はいません。
■置いておくだけで劣化してしまう数珠の珠や糸も。
数珠など葬儀に必要な携行品一式の状態は、当日までに確認しておきましょう。
略式の数珠など100円均一のショップで販売されているものもありますが、安価なものは使わずに置いておくだけでも糸や珠が劣化することがあります。
葬儀に必要なものは特定のバッグや箱に入れ、直射日光を遮断するようにしておけば、劣化を遅らせることができます。
■千葉などの葬儀会館では、売店で葬儀参列のための物品一式が用意されているところも。
早めに出発して現地調達しましょう。
千葉だけではありませんが、葬儀会館の売店では数珠や香典袋などが用意されているところが多いです。
数珠や香典袋の買物にあわてるよりも、少し早めに出て、現地の売店で買い求めたほうが効率的。
事前に確認してから向かいましょう。